使用中潤滑油分析による
オイル交換時期の判定と予防診断
潤滑油分析テストとは、人間でいえば血液検査のようなもので、使用中のオイルに混入している金属磨耗紛の量から、ユニット内部の異常磨耗を予知する手法であり、併せて使用中のオイルに対して広範囲にわたる化学的物理的分析を行い、各ユニットの予知保全、予防診断を行います。 オイル分析ではエンジンの突発的故障を引き起こすピストン、ピストンリング、ベアリング磨耗、バルブ焼付き、エアーフィルター汚損やエンジン内への水分の混入等を見つけ各エンジンに最適なオイル交換時期を指示します。 このテストはディーゼル及びガソリンエンジン、トランスミッション、ギアユニット、油圧ユニットまで適用されます。 1.過剰整備と整備不足の解消を図れる 2.突発的故障による運行、稼動の安全を図れる 3.オイルの適正な交換時期と管理の合理化が図れる 4.作業能率と、整備時間の短縮を図れる エンジンオイル分析による把握内容 1.メインベアリング、コンロッド、ベアリングの磨耗点検 2.ピストンリングライナー、ピストンピンの磨耗点検 3.バルブ、バブルシート、バルブガイドの磨耗点検 4.カムシャフト、ベアリング、(ブッシュ)の磨耗点検) 5.ブローバイ及びコンプレッションの点検 6.吸気系統の点検
7.オーバーヒートの点検 8.冷却水及びクーラント添加剤の検出と原因 9.オイルフィルターの良否及び水分混入原因 10.エンジンオイルの寿命判定 11.ヘッドボルトの緩み 12.噴射ノズルの良否判定 なおこのテスト結果の指示に従うか否かは各位の判断に任せられます。このテストではただ単に機器の整備管理の手法として正確で的確な情報を提供するだけです。
